外国語検定が存続危機の中、学習意欲をどう維持するのか?目標を見つめ直す方法を紹介!

語学学習 外国語検定 学習意欲 目標設定

本日2020年8月28日の日本経済新聞に「英語を除く外国語検定存続の危機」という記事が掲載されていました。
新型コロナウイルスでイベント然り検定試験も中止を余儀なくされ、イタリア語、中国語、ハングル語、フランス語、ドイツ語の3月〜6月開催予定だった検定試験は軒並み中止・延期。
試験中止で受験収入が得られず、試験会場のキャンセル代などを含めて損失額が数百万円に登った検定協会もあり、今後の検定試験の開催もについても見通しが立てられていないとのこと。

この事態が長期化すると影響が大きいのは10〜20代の方々。
語学検定試験の受験者は、進学・単位取得・人事評価などのために受けている10〜20代が大半を占めているからです。

語学学習における検定試験は、合否や数値的な結果を出すことで会社・学校等における社会的な評価に繋がり、そのため学習意欲を維持させる目標の役割を担います。
しかし、検定試験の存続危機となれば、学習意欲の維持においても致命的だが、結果を出す場がなくなることは代替不可能な致命傷です。

どのようにして学習を継続させることができるのでしょうか?

結論、語学学習における目標・ゴールを見直す

目標を持つことの意義を説明する時にマラソンに喩えることがあります。
「ただただ理由もなく走り続けるより、ゴールを見据えて走る方が意欲が高まり早くゴールに辿り着ける」

しかし、検定試験の存続危機、ゴールを見失ってしまった。さあ、どうしたものでしょうか?
答えは前述の喩えと同じで、やはりゴールを見据え直す他ないでしょう。

そうは言ったものの、語学学習のゴールなんて検定試験の合格もしくは高得点の他ないとお考えになる方は多いでしょう。
学生ならば内申点や留学の条件を満たすため、社会人なら給料や昇格のため。
そういった試験結果の先に得られる対価を思い描くのも大切なことですが、私にはもっと大切なことがあると思います。

語学を習得して「どのような姿になっていたいのか」というゴール

語学学習を始めた理由にも結びつくと思いますが、そもそもどうして語学学習を始めようとしたのでしょうか?
そして、語学を習得してどのような姿になりたいと思い描いているのでしょうか?

コーチングにおいて、行動の決断に際して最重要にする視点は「何がやりたいか」ではなく、「どうなりたいのか」という理想のありたい姿です。
その姿が思い描ければ描けるほど、モチベーションは高まり行動は加速していきます。

それは「昇格して給料が高くなる」「留学の条件が満たせて留学ができるようになる」というゴールだけじゃありません。

「六本木のクラブで外国人と出会って付き合いたい」
「日本のアニメの魅力を英語で伝えて、日本のアニメのファンになってもらいたい」
「大好きなハリーポッターを原書の英語表現で味わいたい」
「様々な国籍の人々と多様性を理解しあって働きたい」

「誰と」「何を」「どこで」「どうやって」という観点で、ありありと映像として思い描くことが大切です。

「どうなりたいのか」を描くと見えてくるもの

こうして、「どうなりたいのか」を描いてみると、はっと気づくことがあります。
「私って検定試験を目標にしなくてもいいんじゃないか?」

「どうなりたいか」が分かるようになれば、「何がしたいか」ということが分かるのです。

ハリーポッターの原書を読むのに検定試験は必要でしょうか?
外国人と話すために検定試験は必要でしょうか?
日本のアニメの魅力を伝えるために検定試験は必要でしょうか?
様々な国籍の人々と働くために検定試験は必要でしょうか?

検定試験をインスタントに目標に掲げたせいで、目標を見失ってしまったのです。
だからこそ、今一度、自分が語学学習で「どうなりたいのか」という問いから逆算して「何がやりたいのか」を明確にする必要があるのです。

そもそも、検定試験が筆記試験で、やりたいことがスピーキングだったら、検定試験の勉強なんて遠回り。
英会話などの会話練習を始めた方が手っ取り早いでしょう。

目標を喪失したピンチは、自分の目標を見直す絶好のチャンスです。
今こそ、前向きに理想の自分を思い描きましょう。

目標・ゴールを思い描くためにオススメしたい「コーチング」

目標を見つめ直すことと思い描くことの大切さをご理解いただけたところですが、まだまだこの先に必要なことはございます。
目標を達成するためには何をすべきなのか「実行項目」を洗い出す必要がございます。
そして、試験結果のような目に見える結果が得られない目標なら、目標達成や目標に近づいていることが認識できるための「実感」が必要です。

それら全てを効率的に行うことができるのが「コーチング」です。

「コーチング」とは、未来に視点を置いて、「理想の自分のなりたい姿」をワクワクしながら思い描き、「理想の達成のためにやりたいこと」と「達成のために今から何ができるのか」を逆算しながら考えることができる対話のことです。
コーチは決して答えを与えず、クライアントの中に答えがあることを信じ、クライアントにたくさんの質問を投げかけて頭の中を整理して、頭と心の奥底に眠っていた気づきを得られるようにするのです。

興味がある方は是非コーチングセッションのお申し込みをお願いいたします。

結びに

検定試験が受けられない中、仕事や勉強で様々な葛藤を抱かれている方々がいらっしゃると思います。
コーチングでは、クライアントの方々に寄り添い、今抱えているお気持ちも大切に聴かせていただきます。
不安をお聞かせいただくだけでも構いませんので、是非ご気軽にご連絡くださいませ。

・日本経済新聞 2020年8月28日 「英語を除く外国語検定存続の危機」