コーチングとは

2020年6月24日

コーチングとは

コーチングとは、目標達成や理想実現の為のサポートコミュニケーション

コーチングとは、「夢・目標・理想・ビジョンを鮮明に描き、その達成の為に今からすべき行動などを整理して明確にするコミュニケーション」です。

コーチは「クライアントの中に答え(の考え方)がある」と信じて、クライアントに対して様々な角度から質問を行い、クライアントに自らの頭でお考えいただきご回答いただきます。

つまり、コーチは「答えを与える行為(ティーチング Teaching)」を行わず、クライアントが自ら自分の答えを見つけるサポートを行うのです。

結果として、頭の中が整理され、気づきが得られ、意欲が高まり、自発的行動に繋がり、目標達成に近づきます。

コーチングは年齢・性別・職業を問わずどなたにもオススメです。

カウンセリングやコンサルティングとの違い

「なんかカウンセリングとかコンサルティングみたいだけど…」

コーチングを「話を聞いて解決してくれること」と捉えて、カウンセリングやコンサルティングと混同してしまう方がいらっしゃいますが、それは誤りでありです。
端的に言うと、カウンセリングやコンサルティングは「答えを与える行為(ティーチング Teaching)」を行う点がコーチングとの相違点です。

カウンセリングとは

カウンセリングとは、精神医学の専門家のカウンセラーが、クライアントが抱えている精神的な負担や悩みの相談を受け、対話や会話を通して精神医学の立場から助言や指導などの心理学的・臨床心理学的な営為を行い問題を解決していくことです。

確かに精神的なテーマを扱う点についてはコーチングも近しい点はございますが、前述のとおり、カウンセリングは精神医学的な見地でティーチングを行うため、コーチングとは異なります。

コンサルティングとは

コンサルティングとは、ある分野における専門的な知識や経験を有したコンサルタントが、クライアントの課題の解決の為に解決策の提示や指導、補助などを行うことです。
経営コンサル、マーケティングコンサル、キャリアコンサルなどのように、分野の数だけ分野に精通したコンサルが存在し、知識と経験を以ってティーチングなどを行うため、コーチングとは異なるものです。

以上のように、カウンセリングとコンサルティングはあくまで「ティーチング」を行うものであり、コーチングとは異なるものなのでご注意くださいませ。

コーチがクライアントに「答え」を教えない理由

「コーチングはティーチングではない」ということが分かっても、湧き上がってくる気持ちがあるでしょう。

「いやいやいや…悩んでいるんだから答えを教えてよ…」
「どうすれば良いかわからないんだから、それを自分で考えろって…」

仰りたいことはとても分かります。苦しんでいるから頼りたいんだと。
でも、もし本当に「答え」だけを求めているなら、コーチングに頼ること自体が間違えとなるでしょう。

コーチングが不向きなケース

例えば、「話し方が下手で相手に上手く言いたいことが伝わらない」という悩みを抱えた方がいるとします。
その方が求めていることが「相手に言いたいことを伝える上手な話し方を知りたい」ということでしたら、紛れもなくこの方は話し方講座などのティーチングを受けるべきでしょう。

全てをコーチングで解決しようとせず、臨機応変に手段を変えてしまっても良いのです。

コーチングが向いているケース

ただ、今回のケースをコーチングで扱うことも可能です。
前述の例と同様に、「話し方が下手で相手に上手く言いたいことが伝わらない」という悩みを抱えた方に対してコーチングするとします。

その場合、コーチングでは、「どうすれば話し方がうまくなるか」という方法を講じる話を真っ先に行わず、「そもそも話し方が上手くなってどうなりたいのか」という「ありたい姿・理想の姿」を明確にします。
その上で、「ありたい姿になれるように何がやりたいのか」ということを考えます。

もし、本当に考えている「ありたい姿」が「コミュニケーションが出来て、人見知りをすることなく誰とも話せるようになりたい」という根本的な願いであったら、「人見知り」という部分にもフォーカスをした上で、「誰とでも話せるようになりたい」という部分もフォーカスが必要となっていきます。
そして、「ありたい姿」になれるように考え出す「やりたいこと」についても、話し方講座を受講しようという選択肢が出てくるでしょうが、「人見知り」「誰とでも話せる」という部分にフォーカスした選択肢も考える必要が生じてきます。

このように、対症療法のように、「肩が痛いから湿布を貼りたい。効果的な湿布を教えてください」という考え方・スタンスではなく、
コーチングは、「肩が痛くならない理想の身体ってどんな感じでしょうか?えっ?実は肩以外に首も腰も背中も痛くて、凝りや硬さとは無縁な身体になりたい、ですって?」というように「ありたい姿」を明確にした上でどのように対応していくかを考えていくアプローチなのです。

だからこそ、コーチは「答え」を教えない

さて、コーチがなぜ答えを教えないのか、段々とご理解いただけるようになったかと思います。
それは、「ありたい姿・理想の姿」もそれを達成する為の「やりたいこと」も自分自身で考えなければならないことだからです。

大切なのは「自分が」「どうなりたいのか」「何をやりたいのか」ということです。

「家族が」「会社が」「社会が」「世間が」「友人が」「恋人が」「先生が」ということは関係ないのです。

仮に自分以外の人の「答え」、例えばコーチが教えた「答え」に従ったとします。
しかし、それがもし失敗して上手くいかなかった時にどうなるでしょう?
「あぁーあ、コーチが教えてくれた答えが間違っていたんだ」
そうやって責任転嫁して失敗をいつまでも自分のものと受け入れないでしょう。

コーチングは「自分が見つけた答えに従って生きる為に寄り添うサポートコミュニケーション」なのです。
「他人が決めた生き方をしたくない」
「自分が生き方は自分で決めたい」
自分自身の根底の価値観まで深く掘り下げるのは、自分でやるには至難の業です。
それに根詰めて考えてしまうあまり、誤った方向で考えてしまい余計に拗れてしまう場合があります。

過去に私もありました…
「なぜ強い意志を持った人間になれないのか…私は弱い人間なのか…私はダメな人間なのか…」
このように「誤った考え方」は「誤った答え」を導く原因にもなります。

なので、プロコーチである私はクライアントの方に「正しい考え方」で「正しい答え」が導き出せるように、コーチングでサポートさせていただきます。

コーチは「上の人」ではなく「そばにいる人」

コーチングがティーチングではないこと、自分の中にある答え(の考え方)を見つけ出す為のもの、ということがお分かりいただけたかと思います。

「でもでも、『コーチ』なんだから、やっぱり厳しかったり、怒ったりするんじゃないかな…?」

「コーチ」という言葉に先入観がある方もいらっしゃるかと思いますが、そのご心配は要りません。
コーチはあくまでクライアントを信じて応援する伴走者・仲間であり、上司や先生のような上の人ではございません。
なので、厳しく叱ったり、考え方を押し付けたりするようなことは一切ございません。

また、コーチングではじっくりと考えていただき、ゆっくりとリラックスしてお答えいただきます。
なので、コーチはいくらでもクライアントが答えるのを待ちますので、「早く答えなきゃ…!!」なんて焦る必要はございません。
また、正解というものはございませんので、「バシッと考えを一言にまとめて答えなきゃ…!!」なんて気負う必要もございません。

リラックスして自分だけの「答え」を導き出せば大丈夫ですので、気構えたりすることなく安心してお話をしましょう。